日本装飾美術学校

 ♪ モザイク壁画の施工

 今日はエントランスの壁面で、モザイク作品の施工が行われています。いくつかのパーツに切り分けられた作品を、接着剤を塗った壁面に、角から順に組み上げて行きます。接着剤が硬化した後、紙を剥がし、目地を入れて完成になります。

 写真は、今日の昼くらいの様子。黄色っぽいところが支持体、濃いグレーが接着剤で、下から組んで行っているのが紙貼りされたガラスモザイクです。

モザイク施工

 ♪ 写真を撮ろうと思ったら

 以前から壁画・モザイク工房で制作していた、エントランスに飾るガラスモザイク作品、そろそろ並べ終わったかなと、写真を撮らせてもらいに行った所、なんと、紙貼りの作業まで進んでおりました…。早いなぁ。

 この作業は、下絵の上に並べ終わったモザイクを、のりの付いた紙を上から貼って固定したところです。この後、いくつかのピースに切り分けて現場に持ち込み、壁面に貼り付ける作業に入ります(のりの付いた紙は、モザイクを壁面に固定後、水をかけてはがします)。ということで、作品に合えるのは完成後となります。

モザイク紙貼り

 ♪ 以前に紹介した

 以前にこのblogでも紹介した、壁画・モザイク工房の2年生の課題である、フレスコ技法での模写(ボッティチェッリの「春」の一部分)が完成していたので、携帯で撮影させてもらいました。

 一度描いた部分を何度か剥がして修正したりと(乾燥してしまうとフレスコとしては加筆できないので、漆喰ごと剥がしてやり直します)、とても真剣かつ丹念に作業していただけあり、非常に高い完成度です。

フレスコ模写

 ♪ 壁画を制作中

 学校の本校舎エントランスから廊下にかけて、ちょっとした壁面がありまして、数年前に少しだけガラスモザイクで装飾されていたのですが、今年の2年生により、その壁面にドーンとモザイク壁画を制作することになりました。素材はやはりガラスモザイク。中央部はクジャクを、両端は植物をモチーフに制作されるようです。どんな空間になるのでしょうか。

壁面

壁画制作中

 ♪ 油絵を少々

 壁画・モザイク工房の2年生は、火曜日の午前中、油絵の勉強をしています。なんといっても“壁画”は画力、絵を描く力が必要です。油彩の基本的な知識や画材の特徴、そして色、形、画面構成といった、壁画とも共通する様々な要素を、1年間かけて学んでいきます。

 まずは画材を知ることから始めています。透明水彩とは違い、絵の具を不透明に厚く塗り重ねていくことに慣れていかないといけません。油彩の魅力は、マチエール(絵肌)の魅力でもあります。

油彩画材

 ♪ フレスコによる模写

 壁画・モザイク工房の2年生が、フレスコ技法でボッティッチェリの「春」の一部分を模写しています。キャンバスは工房の壁面。垂直の画面に描くのは、絵の具が垂れたりして思いのほか大変です。また、見上げて描いていると首が痛くなって来たりしますが、フレスコは硬化時間との勝負もあるので(濡れているうちに描かないと定着しません)、おちおち休んでいられません。頑張れー。

 写真は、漆喰による下地の作り方を指導する先生。すぐ横に貼った元絵と比べながら、丁寧に模写していきます。

フレスコ技法

 ♪ 大理石モザイク

 壁画・モザイク工房をのぞいてみると、大理石モザイクの紙貼り作業が行われていました。これは、下絵に沿って並べた大理石のピースを、小麦粉で作った糊で紙に一旦貼付け、接着剤を塗った板などに移動させる工程の一部です。作品を紙ごと接着剤の上に貼付け、完全に定着した後に、水で濡らして紙を剥がします。

 今回の作品は、古墳の壁面に描かれた「白虎」をモザイクで模写した物で、顔の部分等は非常に細かいパーツで制作されており、それらが崩れないよう慎重に工程が進められていました。上手く移動できますように。

大理石モザイク紙貼り

 ♪ フレスコ画による模写

 壁画・モザイク工房では、2年生がフレスコ画の制作を行っています。フレスコ画は、塗りたての漆喰に直接顔料を乗せていきます。漆喰の乾燥段階で化学変化が起き、顔料が定着し、半永久的に色落ちすることがありません。イタリアのシスティナ礼拝堂の壁画が有名ですね。

 今回の課題は、古典作品の模写。昨日途中まで描いていたのですが、どうやら始めからやり直し(乾燥した漆喰を剥がすことになります)になったみたいです。妥協は許さない工房です。

フレスコ画模写

 ♪ おまたせしました

 長らく間お待たせいたしました、昨年の学園祭で沢山の方といっしょに制作した、富士見町の大理石モザイク地図。ついに飾られる場所が「富士見町役場」に決まりました。現在は展示用の台を木工房にて制作中です。学園祭の修了後、仕上げ作業を施されたあとも、ずっと壁画工房に置かれていたのですが、やっと日の目を浴びる日がきます。展示が完了したらまたレポートしたいと思います。

大理石地図

 ♪ 壁画・モザイク工房では

 壁画・モザイク工房では、1年生がガラスモザイク作品の仕上げ段階に入っていました。今回は直張り(ガラスを成形するそばからモルタルで貼付けていく技法)ではなく、一度完全に並べてから紙張りをして転写する方法で制作しています。写真は色調を調整したモルタルで目地入れをしている所。丁寧に隙間や気泡を埋めながら、余ったモルタルは微妙な力加減で拭き取っていきます。このあとふちの部分を額縁みたいに整形するようです。完成したら写真を撮らせてもらおうと思っています。

目地入れ

 ♪ 諏訪養護学校の皆さんが来校

 今日の午後、以前からDECOBIと交流のある「諏訪養護学校」の皆さんが学校見学にいらっしゃいました。見慣れない大型機械や作業風景、そして校内のいろんな場所に飾られている学生や先生の作品等を、とても興味深げに見学されていました。これからも諏訪養護学校さんとは、作品制作やレクリエーション等で交流を続けていく予定ですので、その模様をこのblogでも紹介していきたいと思っています。

 写真は本文と関係なく、先日のクラフトフェアで行っていた「モザイクコースター制作体験」の見本。作り出すと案外夢中になります。

モザイクコースター


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【 decobi 】

美術系の専門学校、通称「DECOBI」です。ガラス、ステンドグラス、木工、金属、陶磁、壁画・モザイクの6つの工房があります。

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